こんにちわ、皆様、大滝です。
 
「ひえ~、ホンマ、なかなか切れへん!!」

伝統工法大工のジャックスパロウこと辻さんがさっきから2分ごとにため息をつきながら格闘しています(辻さん、ジャックスパロウに似てるんです)。

 
 
 
 
 
 
 
 
この松の丸太、梁の差し替えに使うのですが、さすが辻さんが吟味した素材です。
硬いというか、恐ろしくねばっこいんです。
辻さんをこんなにもうならせるとは、なんとも頼もしい梁になりそうです。
 
今回私達は、京町屋の改修を
在来工法ではなく伝統工法での改修をさせていただいています。
 
 
実は、伝統工法って昔の人の知恵が凝縮した工法なんです。
場合によっては在来よりも強いのですが、
現在の建築基準法でいくとその強度を数値化するのが難しく
正しく理解されていないことや、
手間や技術が必要なのでなかなかとり入れられていない現実があります。
 
今回は伝統工法での改修をさせて頂けて、N様には本当に感謝です。
これからその秘密を少しずつ、皆様にお伝えさせていただきますね、お楽しみに!
 
 
 

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